石刻・墓誌研究

先行研究

 従来の墓誌研究を把握するについては、いくつかの著書がある。かつて検索に有益な図書の一つは『石刻題跋索引』(商務印書館、1940)であった。おそらく当時出版されていたすべての資料を網羅するのであろう。しかし、この著書発刊以降も墓誌の出土は相次いでおり、現在までの資料は、これだけで把握できることはない。先に述べた盗掘等による出土や戦後の科学的発掘等の情報を加えようとすると、様々な書籍を見る必要が生じてくる。

 石刻研究者は1980年代から90年代にかけての間に、大量の墓誌資料に接することができるようになったが、これらは拓本の形で各方面に出回り、個人や機関に収蔵されたことによるという経緯がある。これらの資料を整理すると、既に『石刻題跋索引』に名があるものや近刊の墓誌拓本集にも重複することがしばしば見受けられる。そのような状況であるが、この論文作成に関して利用した資料は以下のようなものが挙げられる。以下の目録等の記載の順番は、書名・編者名・出版社・出版年とする。

 目録類に限定すれば、以上でおおよその収録が確認できるが問題もある。最も問題なのは、目録では図版を見ることができないという点である。文字の研究を実行するためには、その研究対象として拓本が不可欠となるが、すべての拓本を見ることは現時点では不可能である。それを補う資料としては、考古学報告書や図版集がある (一部墓誌に関する検証を加えたものを含む。ただし書籍全体が墓誌資料であるとは限らない。)。本論及びデータベースを作成するにあたって使用した資料には、以下のようなものがある。 

目録(PDFファイル)
資料集(PDFファイル)
報告書(PDFファイル)
・拓本(PDFファイル)

墓誌釈文

1.(仮)目次

2.(仮)釈文